「判じ絵」は、絵を読み解いて答えを導き出すなぞなぞの一種です。江戸時代には大人から子どもまで多くの人々が楽しんだといわれています。様々な浮世絵師たちが生み出した、奇想天外かつ愉快な判じ絵の世界を楽しみながら、江戸の庶民と知恵比べをしてみましょう。

江戸時代の化粧風俗に着眼した貴重な浮世絵を実際の化粧道具とともにお楽しみいただきます。「化粧・女性・美意識」をキーワードに東西の化粧史および各時代の風俗など、化粧にまつわる幅広い研究活動を行っているポーラ文化研究所のコレクションから紹介します。

横山 宏が模型からつくるSF作品「マシーネンクリーガー」は、1982年の誕生からこれまで、国内外の多くのファンから支持され、自身がファンと共に培ってきた空想世界です。本展では本作の模型を中心に、イラストや制作過程のスケッチ、メモなども交えその魅力を紹介します。

笠間日動美術館、うらわ美術館、小杉放菴記念日光美術館が所蔵する岸田劉生、木村荘八の素描やペン画、淡彩画を中心にその魅力を紹介。互いに著名な父を持ち、銀座、日本橋両国という商業の中心地で生まれ育った二人の交流と二人の生きた東京の街にも注目します。

八王子市在住、在勤、在学、過去に在学の方を対象にした隔年で開催する市民公募展。8回目となる今回も専門の審査員による入選作品約70点を選定後、来館者の投票で大賞（1点）、準大賞（2点）、奨励賞（10点）の賞を展覧会期中に決定します。

2018年に惜しまれつつこの世を去ったかこさとしは、代表作『だるまちゃんとかみなりちゃん』から科学絵本まで、一貫して子どもたちのために多彩な絵本を生み出してきました。本展ではそうした絵本原画や資料を通じ、楽しく発見に満ちたかこさとしの世界を紹介します。